なかなか完結しなくてスミマセン。
決してじらしていた訳ではないのです・・・。

(前回までのあらすじ)
友人から電話がかかってきて、盗難に遭った自分の品物がヤフオクに出品されているとのこと。私が代理落札を頼まれ、無事落札しました。出品者はどうやらリサイクル屋のような感じ。友人は高らかに「うひゃひゃ笑い」を残し、警察と店に乗りこんでいきましたがどうなることやら…!

警察と店に行くよ!という報告を聞いたのが夕方の事。
夜になり、もうそろそろ連絡来るかなぁ?と心待ちにしていました。
すると、一本の電話。

私「もしもし」

Yちゃん「お久しぶり~。今回はありがとね~。」

私「Yちゃん!久しぶりぃ。いろいろ大変だったねぇ」

Yちゃんというのは、友人Rの奥さんで、お互い夫婦ぐるみで仲良くさせていただい
ているのです。雰囲気も話し方とかもとっても可愛らしい方なんです。

Y「Rちゃんからねぇ、連絡待ってるんだけど、まだ何も言ってこないん
よぉ。」


私「あ、そぉ~。ははは」

Y「多分そのまま飲みに行ってると思うんだよねぇ。家出るとき今夜は祝杯だぁー!とか言ってたし☆」

私「そぉ…大変ねェ(´△`)」

Y「もう毎日毎日こんな感じだから今更どうこう思わないけどねぇ☆ もぉどこでも行ってこぉーい!帰ってくんなぁー!って感じ♪うふふ(*´m`*)」

私「うふふって…」

Y「そんなんだから、またRちゃんから連絡あったら電話するね♪」

私「うん。わざわざありがとねー。」

Y「おやすみー。」

こんな可愛い奥さん置いてどこに行ってるんや!全く!プンプン
…そして、結局その日は連絡は来ませんでした。夜この件について旦那と雑談してたんだけど、

私「Rさんどうなったのかなぁ~」

旦那「あの人のことだからほんとに捕まってるかもね。店の人に殴りかかって」


私「有り得るねぇ~」

旦那「明日の新聞に載ってたりして。
見だし→【ネットオークションの被害者、一転加害者に】」


旦那・私「ァ '`,、(´∀`) '`,、'`,、 」

私「捕まったRさんの奥さんのコメント、
【もぅどぉにでもしちゃってクダサイ☆】」


旦那・私「ァ '`,、'`,、'`,、(´∀`) '`,、'`,、'`,、 」

旦那「京都の友人夫婦のコメント
→【やっぱりそうなると思っていました】」


旦那・私「ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、 」

旦那「…寝ようか」

私「…うん」

さて、次の日。
夜に電話がかかってきました。

私「もしもし」

R「ちわーっす」

私「あ!昨日はどうなった?」

R「無事!品物押さえました!」

私「あ、そぅ…(犯人は捕まったのかな?)」

R「・・・・・・・」

私「…?」

私「良かったねー!おめでとー!」

R「っありがとございやーす!
( ^ ○ ^ )ゝ 」


私(あ…こういうリアクションをしたかったんだ…^-^;)

R「あのあと警察と行って、即品物出していただきまして」

私「あ、すんなりいった?」

R「ええ、おかげさんで」

私「犯人捕まりそう?」

R「店がいちおう、持ちこんだ人の個人情報残してくれてて。現場検証とかで写真バンバン撮られてたよ」

私「あ、そうー。じゃ、捕まりそうかな?」

R「結構期待できそう」

私「よかったね~!」

R「ホント犯人検挙してもらって、被害全部弁償してもらわないと!」

私「そうだね~。まだいろいろ盗まれたんでしょ?」

R「そうっすよ!今回の電話代とかも全部払わせるよ!」
 
私「昨日旦那と、Rさんホントに捕まったんじゃないかと話してたよ」

R「あっははhはっはは大丈夫っす!(*´∀`*)ゝ」

私「良かったわ~」

R「では、また犯人捕まったら連絡します」

という訳で、いちおうこの事件に関してはここまでです。
…今のところまだ連絡来てないので、犯人検挙までには至ってないのだと思います。

これで終ると「へ?これで終り?」なんて思われちゃいそうなので、まとめとして今回このようなことを初めて経験して、知った事を書いておきます。


【まずは、そもそも盗難に遭わないように】
1、車内には荷物を置きっぱなしにしない。
→貴重品が入ってなくても、カバン類などを置きっぱなしにしておくと車上狙いのターゲットになりやすくなります。

【万が一、自分の盗品がオークション上に出ているのを発見したら】
2、ヤフーには報告しない。
→ヤフーに「この出品者の出品してる商品は盗品です!身元を教えて下さい」なんて頼んでみてももちろん教えてもらえません。そればかりか、突然出品者IDを削除してしまうことがあります。そうなると手がかりが永遠に失われることになるので、ヤフーに通告するのは最後にしましょう。

3、警察には念を押す
→落札後、警察にすぐに出品者の住所などを教えてしまうと、出品者に「警察ですが、出品商品が盗品との連絡がありましたので、品物のIDを教えて下さい」なんて連絡してしまった例が実際にあるようです。(こんなことを言われたら、もし出品者が犯人なら正直にIDを教えるわけがありませんよね!)
警察には、「商品を落札して現品を入手するまでは出品者にコンタクトをとらない様にして下さい」と念を押しておきましょう。
盗品がオークションに出品されてるのを発見したなんてケースはかなり稀なので、特にネットオークションなんてやったことない警察官などはかなり当てになりません。

4、犯人が大規模な犯罪組織だった場合
→も、もちろんあります。
ヤフーオークション事件顛末記1
は、パソコンが盗難に遭い、それがオークションに出品されているのを発見した人の事件簿ですが、この方の場合はアジア系の大規模な犯罪組織が絡んでいました。犯人の手がかりを得ようとする目的で事務所を訪れたところ突如現れた外人に殴られたりと、かなり(((( ;゚Д゚)))ザクグフゲルググな内容です。
こういった場合もあるようなので、捜査はかなり慎重にする必要があります。
 


今回は、品物が無事手元に戻ってきたと言う事で、とりあえず良い結末だったのですが、これはかなり幸運な例です。
普通なら警察にも相手にしてもらえないことが多いようです。
ネットオークションについて全く無知な警察官も多いですからね!
みなさんはくれぐれも、こんな事に遭遇する事がありませんように…。
楽しいオークション生活を送って下さい!