(前回までのあらすじ)友人から電話がかかってきて、盗難に遭った自分の品物がヤフオクに出品されているとのこと。私が代理落札を頼まれたのであった。

さて、問題のオークション終了がせまってきています。友人から電話が来ました。

R「あと30分で終了ですね」

私「はい、スタンバイOKですよ」

R「今入札してるの、俺のID」

私「あ、この○○っていうのね。」

R「いくらまで入札してるのかなって思って入れてみたら最高額になった。」

私「この商品の過去の落札額を検索してみたんだけどね、こんなに高くなってなかったよ」

R「あ、これ改造してるから…」

私「そうですか (;-_-) =3 」

R「過去の落札額を検索できたりとかってできるの?」

私「そういうサイトがあるの。あ、価格上がったね」

R「上げてきますね~~」

私「15分前か…そろそろ私も入札しようかな」

R「お願いします」

私「でわ、いざ出陣☆」

R「ぅわ!いきなり上がった」

私「ここまで入れてたんだ…この人」

R「更新してくんなよ~~~(頼)」

私「でもさぁ…、落札して、一旦お金払うでしょ。そのお金って返って来るのかなぁ…。」

R「返してもらわないと困るよ!これ俺のだもん!!!」

私「そうなんだけど…出品者が犯人じゃなかったりしたらどうなるのかな~」

R「出るとこに出てきっちり返してもらうよ!そりゃ~~」

私「そんで恐喝で逆に捕まったりしてね」

R「有り得る!がはははあhははっは」

私「あ…終了した。更新してこなかったねー」

R「まぁ、もう値段あがるとこまで上がっちゃってたもんね…(´・ω・`)ショボーン」

私「じゃぁ…出品者からの連絡を待ちます」

R「よろしくお願いします。。。<(_ _)>」

次の日、出品者からメールが届きました。
出品者の住所は友人と同じ県でした。

私「出品者の住所、○県だったよ」

R「ビンゴ!」

私「町名は○○…」

R「隣町だよ!!!」

私「ぅ~ん来てるね~~」

R「とりあえず警察と一緒に乗り込んでくわ!」

私「ちょちょっと待ってよ。住所でぐぐってみたんだけどね、ここってリサイクル屋みたいよ」

R「リサイクル屋か~。犯人本人じゃないっぽいね」

私「そうね。」

R「とりあえず警察行ってきまっす!」

私「恐喝罪で捕まらないでね~~」

R「があははhはっはあっは」

私が犯人だったら絶対このヒトのものなんて盗まない…。

(つづく)
 ↑またかよ!